おはよう! 1日ひとつ英単語

60歳を過ぎ肩の力が抜けてから案外楽しくなってきたなあと思う日々です。

native風英語でなくても十分いけます  英語の練習   Don't be disappointed if you can't speak English like a native speaker

 


英語学習の壁:native風に話したい




英語の勉強が進んでくると


特にアメリカなど英語圏に居る場合、


必ずと言っていいほど陥るのが、ネイティブ風に話したいという気持ちです。




言語獲得期より既に成長した段階で、外国語を学ぶ場合、

母国語と同じようにすらすらと気楽に話せるように

ならなくても、それはいたしかたありません。


母国語のアクセントが残る人の方が、ずっと多いでしょう。



nativeの中に入ると、自分だけ話し方のテンポや声の調子が

異なっていて、がっかりすることもあると思います。


会話の意味が分からなくなることだって、あると思います。

あー、ずいぶんうまくなったと思ってたけど、

まだまだ溶け込めないなあ。



などと、すっかり気落ちしてしまうこともあると思います。




そういうときは本来の目的を思い出しましょう


たとえば、私の場合は、自分の研究成果(社会科学系)を発表し、

研究仲間とdiscussionして、テーマを掘り下げていくことが

英語を使う第一の目的です。



zoomにしても、対面の国際会議にしても、

あるいは、論文にしても、

海外とやりとりする場合は、ほぼすべて英語ですが、


うまい英語を披露するのが目的ではなく、


研究成果の伝達と、相互意見の交換が最大の目的なのです。


この点をしっかり踏まえなくては!


といつも自分を励ましています。



会議に参加する上で、

自分の言いたいことが相手に確実に伝わり、

また相手の意見が確実に理解できる

ことこそがまずは大切です。



国際会議の場合、非英語国からの参加も非常に多いですから、

それぞれの母国語の訛りのある英語で渉りあいます。

nativeのような英語でなくても、

確実にコミュニケーションがとれることが肝要なのです。






そう思い直して、間違えなく伝わるよう最大限の努力をする


1)ゆっくり話す


2)センテンスは短く

他の方がどうかは分かりませんが、

私は上の2項目を遵守することで、わりにうまくいっています。

自分なりのコツです。

そして、


3)分からなかった時は聞き直す

これにもコツがありまして、

何が聞き取れなかったのかを示した方が概してスムーズです。

「その施設は引っ越して、現在シアトルにあるんですよね。

シアトルに引っ越す前の所在地の名が聞き取れなかったんですが」

といった感じです。



コロナ禍がおさまって、また海外に行けるようになったら、

もういちどハワイ大学か、インディアナ大学で研究続行したいです。

今は、準備をしながら、コロナが落ち着く日を待っている状態。

年間あたたかいハワイか、

冬は猛烈寒いインディアナか

あるいは今まで、長期では行ったことのない大学もいいなあ。


ごく短期で出かけて、いい大学だと思ったところが、いくつかあります。


なんとか2023年には行きたい。


今日の英単語:oligarchy 寡頭制(全部または大半の政治権力を、特定の少数の人々が握っている政体。)