きらきらと川面を覆ふ花びらのこの世を過ぎて会はむ後の世 かわる
義経の歌の本歌取り
花びらは通常、春ですがお赦しいただいて。
タイトルの短歌は、独立して、私が作ったのですが、
結果、僭越ながら、義経の歌の本歌取りのようになりました。
後の世もまた後の世もめぐりあへ染む紫の雲の上まで 義経
きらきらと川面を覆ふ花びらのこの世を過ぎて会はむ後の世 かわる
義経辞世の歌であり、弁慶の下記の歌への返歌ともいわれています。
六道の道のちまたに待てよ君遅れ先立つ習ひありとも 弁慶
紫の雲の上がいいですね
気高く誇り高い風情です。
さすがでございます。
弁慶の歌も主君を想う気持ちが溢れ出ていると思います。
日本古来の文芸ならではの本歌取り。
恐縮でございました。
今日の英単語: rampart (名詞) 城壁、堡塁
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。