おはよう! 1日ひとつ英単語

60歳を過ぎ肩の力が抜けてから案外楽しくなってきたなあと思う日々です。

授業をどこまで掘り下げるか。院生と学部生の違い

院生と学部生の違い




院生と学部生では、もろもろ異なる点があります。


院生に関して言えば、

研究者としての第一歩を歩み出しているわけで、

自分の研究テーマを持ち、それを掘り下げていくことが大切です。



博士前期課程(修士)と博士後期課程(博士)


院には2つ課程があり、

前期(修士号取得を目指す)と

後期(博士号取得を目指す)

になります。

後期課程には同じ大学院の前期を修了した人が入ってくるケースと

他の院で修士号を得た人が入ってくる場合とがあります。


私は社会科学系に位置していますので、

他の系統のことは不案内です。

社会科学系のさらに私の知る範囲においては、

修士号はだいたい取れますが、博士号はなかなか出ない傾向にあると思います。

博士論文が出ないか、通らず、単位だけ取得して院を離れるということも

まま起こります。




さて、院での授業ですが


修士課程の場合は、取得すべき単位数が、

博士後期課程より多いので、講義に結構出席することになります。

院生は学部生より人数が少ないので、

講義といっても、ゼミに近い雰囲気で進行することが多いと思います。



修士の授業


その修士の授業ですが、

どこまで深掘りするか

そこが考え所であり、面白い点でもあります。

学部生とは異なり、研究者としての姿勢が求められるわけですから。


テーマに沿って研究の方法を議論し、現状把握をした上で

なにか新しい視点を探っていく。

このプロセスをシェアする面白さが、

授業する側にとっても、また学生側にとっても、醍醐味であり、

時間が足りなくなる点でもあります。



今日の英単語: launching ceremony  進水式