父に習った方程式。早過ぎて注意される
私が小学生の頃ですから半世紀以上前です
小さかった頃に習った算数。
ある日、父から
xとyで数式を作って解く方法があることを
教えてもらいました。
例えば
花子さんと梅子さんは二人合わせて100円持っています。
花子さんは梅子さんより20円多く持っています。
それぞれが持っている金額はいくらですか。
という問題。
算数的に解くと
(100+20)÷2=60
60-20=40
花子さん 60円
梅子さん 40円
となります。
代数的に解くと
花子さんの所持金をx、梅子さんの所持金をyとする。
x+y=100
x-y=20
y=100-x
x-(100-x)=20
2x=120
x=60
y=100-60=40
花子さん 60円
梅子さん 40円
考える力という点
方程式で解く場合、
xとyで、設問の条件をそのまま表現し、
あとは機械的に数式を解くだけで解が得られます。
言ってみればラクチンです。
それに対して、最初の解き方は
状況を考え、自分で工夫する必要があります。
というわけで、当面xyは使わないでくださいと注意されました
私は父に習った方法が
楽だし、
カッコいいし、
得意満面だったのですが・・
この方法で解答したところ、ご注意がありました。
50年以上前の話ですが、
父はやっぱり素敵だなと思ったことと、
残念!この方法は今は使えないのかと思ったことで
とても印象に残っています。
さて、現在はどうなっているんでしょうね。
今日の英語: cardiac arrest 心(拍)停止
cardiacは、「心臓の」という意味の形容詞です。
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