ロジカルに説明できれば私の考えと異なっていても構わない
社会科学系の学問では答えは多様です
私は、自分の講義でも再三言いますが、
「かわる先生はこう考えているみたいだから、自分は違う考え方だけど、
合わせないと✖️になるのかな」
という心配は無用だということです。
自分の仮説を支えるだけの論拠を示し、それを相手に説明できることが大事
たとえば、消費を活性化させる方法を考えるという題に対して
「減価する貨幣」を挙げる受講生がいたとします。
私個人は、ゲゼル貨幣は支持しませんが、
自分で解決方法を模索し、減価する貨幣を取り上げて、
その良い点・問題点をロジカルに説明できれば、
学生として非常に努力しているといえましょう。
自分で考えること
考えたことを支える論拠を示すこと
順序立てて相手に説明できること
質疑応答に対応しつつ、デメリット部分についても率直であること
世界単位で物事が動いている今、こうしたトレーニングはとても重要だと思います。
私の授業では英語を使用していますが、
英語が苦手な場合は、まずは日本語でもいいのです。
今日の英単語: floating exchange rate system 変動相場制
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