空港の母国のにほひ夏了る かわる
おはようございます。
今日は雨です。
もうだいぶ前に作った句・その頃はこんな風に感じました
空港の母国のにほひ夏了る かわる
海外赴任で中長期、日本を離れた後、帰国すると、
なんか、ふっと日本の香しさを感じます。
「にほひ」は抽象的な意味合いで
いわば母国の肌触りですね。
この句を作ったのは20年くらい前です。
その頃は本当にそんな感じがしたのですが、
今は、成田あるいは羽田に到着しても、上記のような感慨は
ほとんど抱きません。
グローバライゼーションの結果でしょうか。
40年くらい前に羽田に着いた時
日本で結婚式を挙げるために帰国したのですが、
ウェディングドレスはアメリカで購入して持参しました。
この頃は、アメリカで買った方が安かったんです。
サイズが大きすぎて、直してもらいましたが、
思ったより時間がかかったので、帰国日に間に合うか
ひやひやしたのを覚えています。
ああ、すべては遠いむかしです。
今日の英単語:Canary in coal mine 炭鉱のカナリア
危険が近づいていることの予兆。
日本語でも「炭鉱のカナリア」は使いますよね。
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