おはよう! 1日ひとつ英単語

60歳を過ぎ肩の力が抜けてから案外楽しくなってきたなあと思う日々です。

私の好きな季語


俳句。なんとなく相性のいい季語ってあります






ひとりひとり、
好きな季語、得意な季語も違うだろうと思います。



季語に好き嫌いなんてない!
何を言っているんだと、思う方もおられるかもしれません。



さて、私に関して言えば、好きな季語というものはあります。
今までに句集を2冊出していますが、やはり好きな季語の句が多いように思います。






夏の季語では、「ハンモック」と「避暑地」


恋文の訳たのまるる避暑地かな  かわる



島ひとつ風の中なりハンモック    かわる


ハンモックたためば夕日山に落つ   かわる






秋の季語では、「木の実降る」と「鳥渡る」が好きです


山宿の暗き湯浴みや木の実降る  かわる


栃の実の降る音草の枯るる音   かわる



首ふって髪ほどく海女鳥渡る   かわる






冬の季語では、「クリスマス」「凍つ」ですね


灯を消せば星星星やクリスマス  かわる


船底に葱剥く男クリスマス   かわる



割れさうに凍てし封筒たなごころ  かわる


少年に凍った銭を渡しやる   かわる






春は「桜」と「桃の花」かな


目印の床屋も消えて桜かな      かわる


手にのこる夢のひかりや桃の花    かわる




なんだか懐かしい


昔書いた句を見ると、若書きで恥ずかしいという思いと
懐かしいという思いが半分ずつくらい。


当時の様子が思い出されて、やはり懐かしさの方が強いかもしれません。



さて、俳句の場合、季節は、春夏秋冬と正月という風に考える場合が多いようです。
お正月は歳時記などでも、別枠になっていると思います。



私は、俳句における季節としては夏がいちばん好きです。


従来の雪月花から離れて、夏もなかなかいいものです。
次が冬でしょうか。



春と秋は私にとっては、むずかしい。
しかし、最近は年をとって心境も変わってきました。




今年は、またすこし作句に戻ってみようかなと思います



では、また。
see you!




今日の英単語:  metaphor (名詞)   比喩