おはよう! 1日ひとつ英単語

60歳を過ぎ肩の力が抜けてから案外楽しくなってきたなあと思う日々です。

日本人3人・照れずに英語で社会問題について討論した   We three (all Japanese) discussed about the social issues in English




照れずに真っ向から英語討論会 



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先日、在米歴40年の研究者、英語圏留学から帰国したばかりの院生、そして私の3人で、


社会の公平性について英語で議論しました。



もちろん3人とも、日本語が母国語ですから、


日本語で話した方が、楽に決まっていますが、


ここは練習だ! 英語でやってみようということになり、


約30分ほど、喧々諤々の大討論会を繰り広げました。









結論から言いますと、非常に勉強になりました


ひとりが喋りまくるということもなく、


だいたい三等分、一人合計10分ずつくらい話したと思います。




テーマは、所得の再分配。


このテーマをベースに討論はかなり具体的に行われました。



ここでは、討論内容についてが主眼ではないので省きますが、


英語の練習としては、たいへん有益なものになりました。



討論ですから、相手がどう出てくるか分からない。



用意してきた内容を話すわけにはいきません。


ぶっつけ本番です。





分かってきた「気をつけるともっとよくなる点」


分かったことの一つ目は、全員に共通している点ですが、


適切な単語が出てこないときの、間持ちが苦手ということです。



言葉が出てこないことで、困惑してしまい、


「困っています」


という表情や態度が、相手に不安感を催させます。


単語が出てこないと思ったら、


さっとその文章を打ち切って、別な角度から言い直すほうが


安定すると思います。



たとえば、


教育を受ける機会を均等にすることで、不利な環境に生まれても、その状況を改善することができる。


Everyone can gain better circumstances by higher education based on the equal opportunity system even if they are now at a disadvantage.


と言いたいとします。



しかし、「不利な環境」をなんというべきか、出てこない


とします。


こういう時は、



教育を受ける機会を均等にすることは大切です。
The equal opportunity system for higher education is important.


で一回文章を切ります。


そして、高等教育機関で教育を受けることは、人々に力を与えるでしょう。
Having the opportunity to be educated in higher education institutions will empower people.




という風に、話を展開することもできます。


ほかにもいろいろ手はありますよね。






「分かったことのふたつめ」


相手の話にカットインすることは、無礼か?


という点です。


日本の慣行では、人の話は腰を折らず、最後まで聞くのが礼儀と習います。


たしかにそうだとは思いますが、


これを守ると、アメリカ人とのディスカッションでは、


ほとんど口を挟めなくなります。


これについては、前にも↓ 述べています。






相手の話と自分の言いたいこととの接点があったときに、


すっと入り込む機敏さが大切です。


今回は、3人ともこの点は失礼にならずに


上手に話を繋ぐという点でうまくいっていたと思います。








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