おはよう! 1日ひとつ英単語

60歳を過ぎ肩の力が抜けてから案外楽しくなってきたなあと思う日々です。

エルメスのスカーフが効果を発揮したのか? The Hermes scarf helped me?

ヨーロッパとエルメス







コロナのずっと前、


一時期、いろいろな用向きで、毎年ヨーロッパに出かけていました。


フランス、ドイツ、ベルギー、チェコ、スペイン、イタリアなどおなじみの国々です。


それまではアメリカとの行き来が多かったのですが、


ヨーロッパの方が多くなった時期もありました。







一定の年齢に達したマダムは、ある程度ちゃんとした格好をしたほうがいい?とか


さて、ヨーロッパ。


行き慣れたアメリカとは、また違った雰囲気なんでしょう。


何を着ていこうかなと旅のワードローブを考えたものです。


その時読んだ情報が、


一定の年齢に達したマダムは、ある程度ちゃんとした格好をしたほうがいい。


その方が、気持ちよく過ごせる


という内容でした。



当時、従姉妹がローマに住んでいましたので聞いてみると、


ちょっと洒落た格好の方が無難とのこと。


そうか。ふんふんと思いました。






さらに目にとまった面白い質問記事がありました。


その記事の質問者は日本人で、


高い地位にある夫とともにヨーロッパに赴任中。


ステータスに見合った服装などについて少し悩んでいるといった内容でした。


なんだか外見によって軽く扱われたり、失礼な対応をされたことがあるそうで、


ファッションを改善して、なんとかイメージを変えたいといった相談でした。




なるほど、なるほど。さまざまな苦労があるのだなと。



その悩みに対して、多々なる体験談が寄せられていましたが、


ひときわ私の目をひいたのは、


ものすごく具体的な下記のアドバイスです。



エルメスのスカーフをしなさい!



ですって。


ひえー。


なんというきっぱりしたアドバイスでしょう。


さらに読み進めると、


ひと昔前は、秋冬は毛皮を持っていれば、それで充分だったそう。


コートでもいいし、マフや大き目のストールなどでもOK.


あまり安手ではない、ちゃんとした毛皮があれば体裁がついたそうなんですが、


昨今は


毛皮はだめだよね


という世論がきわめて強くなってきているので、むずかしくなったとのこと。



そこで


エルメスのスカーフが出てきたというのです。





さっそく、挑戦してみました


なるほどねえ。


面白いなあ。


そこで、数枚しか持っていませんが、エルメスのスカーフを旅行鞄に詰めて、


出発しました。



結果なんですが、うーん、たしかに少し効果があったかもしれませんね。


レストランでは、上席に通してもらったような気がします。


その他、多少はていねいな扱いがあったようにも思いますが、気のせいかもしれません。




昔、まだ毛皮がOKだった頃、


ミラノのスカラ座に、


母から譲られた超高級ミンクストールをして行ったことがありましたが、


この時ほどの効果があったかは、?です。



それにしても、直球のアドバイスが、


その効果のほどはともかく、おもしろかったことだけは確かです。




✴︎ローマはオペラ座、ミラノがスカラ座でしたね。



今日の英単語:appendicitis(虫垂炎)