日本語と英語で呼び方が違う外国の地名 ウィーン・ヴィエナ
地名の発音:日本語と英語
いろいろな国の地名を、どう発音するのか。
できるだけ現地の発音に合わせるというのが本筋でしょうが、
すでに定着している呼び方がある場合、
なかなか変わらないものでしょう。
日本語と英語で発音がかなり違っていて、
あれっと思う例をいくつかご紹介したいと思います。
北京
日本語では通常「ペキン」ですよね。
英語ですと、Beijing というスペルで、発音は「ベイジン」と聞こえます。
発音記号:bèɪdʒíŋ(米国英語), ˌbeɪˈʒɪŋ(英国英語)
(発音記号はWeblioオンライン辞書より引用。以下同様)
上海(シャンハイ)は、英語ではShanghaiという綴りで、
発音は日本語と大きくは変わりません。
発音記号:ʃæŋhάɪ(米国英語)
たぶん、お互い通じる範囲だと思います。
フィレンツェとベネチア
両方とも、イタリアの有名都市です。
フィレンツェは、英語では Florenceとなり、発音は「フローレンス」です。
発音記号:flˈɔːrəns(米国英語), ˈflɔ:rʌns(英国英語)
ベネチアは、英語では Venice となります。
日本語でも、ベニスとも言いますね。
発音記号:vénɪs(米国英語), ˈvenʌs(英国英語)
ライプツィッヒ
バッハでよく知られた音楽の町 ライプツィッヒ。
ドイツの都市です。
英語では、Leipzig で、
発音は「ライプジッグ」または「ライプジーグ」のように聞こえます。
発音記号: ˈlaɪpsɪg(米国英語)
ウィーン
こちらもたいへん有名な音楽の都で、
オーストリアの首都です。
英語では、Vienna というスペルで、「ヴィエナ」と発音します。
発音記号:viénə(米国英語), vi:ˈenʌ(英国英語)
以上のように、かなり異なる発音でそれぞれの言語に定着している地名は多いです
日本も、JAPANをはじめ、いろいろな呼び方・発音で各国に定着しているのは、
ご存知の通りです。
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