アメリカとイギリスでは、03/12/2023 の意味が違う: 3月? 12月?
日付の書き方は気を付けないと間違う
銀行の英文残高証明書の日付はイギリス式だった!
今回は、英語の日付の書き方・読み方で、ちょっと混乱した体験について
お話ししたいと思います。
アメリカの研究者ビザをとる
私は、数年前、ハワイの大学に招聘されて赴任したことがありますが、
こうした場合は研究者用のビザをとることになります。
いろいろな書類が必要で、そのひとつに経済能力を証明するものがあります。
つまり、「アメリカ滞在中、充分な資金の裏付けがあります」という証明です。
私の場合、取引銀行から残高証明書を発行してもらうことにしたのですが、
その証明書の日付をめぐり、あれっと思うことがありました。
そこで「英語で日付をどのように読むのか」について
参考までにちょっとまとめてみようと思います。
アメリカ式日付とイギリス式日付
アメリカでは、月/日/年の順番になります。
03/12/2023は、March 12,2023.
つまり、2023年3月12日を意味しています。
他方、イギリス式では、日/月/年の順番です。
さきほどの 03/12/2023は、イギリス式ではDecember 3, 2023を意味します。
つまり2023年12月3日です。
アメリカとは、月と日が逆ですね。
ここで時々混乱が起きるんです。
3月12日と12月3日。
月と日が逆になっています。
これは、なかなかやっかいです。
私の英文残高証明書を発行してくれた銀行は、日付をイギリス式で記載していました
証明書の発行日は、03/05/2017。
イギリス式ですから、2017年5月3日です。
ところが、これを受け取ったアメリカの大学事務の方は、
2017年3月5日だと思ったようです。
これだと実際の発行日より2ヶ月古くなります。
証明書が古すぎると言ってきたけれど?
受け取ってすぐに連絡があれば、私も誤解がなぜ起こったのか気が付いたと思うのですが、
だいぶ経ってから、証明書の発行日が古すぎるので、取り直してほしいという連絡を
もらいました。
そこで、変だなあと思いながら再度銀行に出向き、その時に初めて、
日付の書き方による行き違いに気が付いたわけです。
で、結局、月の部分を英語表記に変えてもらって、はっきりさせました。
つまり、03/May/2017 という書き方です。
これなら、誤解のしようもありません。
今日の英単語:ordinal numbers (序数)
ordinal numbers とは、1st, 2nd, 3rd, 4thなどを指します。
通常のone, two, threeは、cardinal numbers です。
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