おはよう! 1日ひとつ英単語

60歳を過ぎ肩の力が抜けてから案外楽しくなってきたなあと思う日々です。

雇用契約: 怒るのではなく交渉が大事

会社からこんな扱われ方をして腹が立った






という記事を、どこのブログサイトでもよく目にします。

雇用契約は、交渉が大事です。

怒る必要はなく、

交渉です。


基本的に、日本人の持っている古来からの美徳と、

輸入品である現在の資本主義とは相容れない部分があると思います。


給金のアップ要求がガメツイようで言い出せない。しかし黙っていては上がらない

人手不足は経営陣の課題であって、一労働者である自分の解決すべき問題ではない


こうしたことが、契約の根本であるにもかかわらず、遠慮して交渉できないでいます。





次の仕事が見つかるかが心配。働かなければ食えない


しかし、気持ちも分かるのです。

もう雇ってくれるところはないだろう。

雇用してもらえるだけありがたい。

下手なこと言ってクビになったら、おまんま食い上げだ


といった弱い立場に自分がいるという想定があるからです。


日本の労働市場はまだまだ流動性が乏しく、失業の恐怖があります。


こんなに人手不足をうたっていても、実際、職にすぐ就けるとは限りません。

企業が欲しい人のモデルと、自分が一致しているかどうか

ここが気になるところです。





他にいつでも移れるようなセンサー


自分のできることを整理して、向いている分野の労働市場に

アンテナを張っておく。

場合によっては応募してみる。

自分への労働市場の評価が、応募することで把握できます。


今安売りしすぎているようなら移ればいいし、

まるで引っかからないようなら、今の職を大切にしながら、

上手に契約交渉をしていく。



可能であればスキルアップを心がける。

ある程度の貯金(小資本)を作り、生活の安定を目指す。



アメリカと日本は違いますが、アメリカでこの交渉の力をまざまざと見せつけられて、

いやあ、異国やなと思いました。

学者でもどんどん異動しますし、交渉もします。




今日の英単語:  eyelid(s)(名詞)まぶた











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