おはよう! 1日ひとつ英単語

60歳を過ぎ肩の力が抜けてから案外楽しくなってきたなあと思う日々です。

false fire alarm サイレンの音で火災報知器の誤警報を思い出しました



アメリカの大学寮にいた頃、よく鳴りました




ごくごく若い頃、


私はアメリカの大学院に通っていまして、


キャンパス内の寮に住んでいました。


今でもその寮は健在で、グーグルストリートでその姿を見ることができます。


ここで初めて経験したのが、


false fire alarm です。


日本では実家暮らしでしたから、そもそも寮生活も初めてでした。






寮全体に鳴り響く警報音


アメリカでの新生活にも慣れてきたある晩、


火災報知器が全館に鳴り響きました。


私はびっくりしながらも、みんなと一緒に外に急いで脱出しました。



ところが脱出後、寮を見やると、火の気配はまるでありません。


火事が起こっているとはとても思えないのです。


false alarm?


という声がそこここで聞かれ、ほどなく誤警報であることが判明しました。


誤作動なのか、誰かの故意なのかは分かりません。


私はfalse fire alarmという表現をここで初めて学びました。



その後も何回か同様のことがありました。


false alarm かどうかは分かりませんので、みんな脱出します。


そして、誤報だと分かって戻る。



寒い冬などは、文句を言いつつ、とにかく外に出たものです。






30年後、ハワイのコンドミニアムで再び同じ体験


その後、30年余を経て、


私はハワイ大学に客員研究員としてしばらく赴任しました。


ハワイではキャンパス内ではなく、一般のコンドミニアムの部屋を借りていました。



そんなある日、ものすごい勢いで火災報知器が鳴り響いたのです。


私は29階に住んでいたのですが、エレベーターがストップし、


みんなでぞろぞろ全部徒歩で降りました。


1階まで辿り着く頃には、もう足は棒のよう、ふらふらになりました。


ところがこれもfalse fire alarmだったんです。


大学院生だった当時を思い出しました。



ちなみに、こちらは原因が判明しています。


翌日守衛さんに聞いたところ、


ある部屋のオーブンから煙が出過ぎてアラームが作動した


とのことでした。



火事にならずによかった。





冬はやはりよく消防車出動の音を聞きます


乾燥しているのでしょう、やはり冬は出動回数も多いのでしょうか。


火の元にはくれぐれも気を付けねばと思うのです。






今日の英単語:  false alarm   誤警報


おでかけ日記ランキング