おはよう! 1日ひとつ英単語

60歳を過ぎ肩の力が抜けてから案外楽しくなってきたなあと思う日々です。

自分にそっくりな人 A person who looks just like me

この世の中には自分にそっくりな人が


何人かいるもんだと言う話を聞いたことがあります。


私も私にそっくりな人に出会ったことが一度だけあります。








もうずいぶん前の話になるんですが、


アメリカのある大学院に1年ぐらい在籍したことがありました。


その時に、ほぼ同じ年代の日本人の留学生で、


本当によく似ているとみんなが言う方がいました。




その方と私は直接の知り合いではなかったんですが、


日本人はその大学にはあまり多くいませんでしたから、


噂と言うんですか、


口コミみたいな形で、私とその方がとても似ている


と言う話は知っていました。




両方を知ってる人たちは、



「この前、また間違えちゃったよー。


ちょうど歩いてたらAさんが向こうから来たんで、


あなただと思っていきなりいろいろ話しかけたら、


ちょっと?って顔だったんだよね」


なんて言う話を聞いて、


「そんなに似てるのか」などと思ったものです。



その後何回か実際にお会いして話しをしたこともありますが、


たしかに似ていました。



いま、どうされているかしら。


いまでも似ているでしょうか。








さてふたりめの自分にそっくりな人。不思議なことにこちらもアメリカでのことなんです



あるアメリカの組織に一定期間所属していた時の話です。


短期の所属でしたが、研究機関なので部屋をもらえました。


その部屋で私が仕事をしていると、


掃除をしてくれたり、ゴミを集めてくれたりするjanitor と呼ばれる係の方がやってきました。




そのおじさんが


「あれ?


あなたさっき反対側の部屋にいたのに、私より早くこっちに移動しているんだ」


と驚いた様子です。




私は


「1時間以上前からずっとここにいますよー」


と言うと、おじさんはびっくり顔で、


何も言わず部屋を飛び出して行きました。


多分その反対側の部屋に確認に行ったんでしょう。


戻ってきて、


「もう、いなくなってた。絶対あなただと思ったんだが」と言うのです。




「そんなに似てました?」


「いやもう、そっくりさ」


とのこと。




その後、同じフロアで、この人かな? と思う方に出会うこともなく


この件は迷宮入りです。




たぶん、外国人は似て見えると思うので、そのせいかもしれません。


ただ人種的にかなり多様な 研究所でしたから


本当にそっくりさんがいたのかもしれません。



おじさんのあまりに驚いた顔が今でも印象に残っています。




今日の英単語:frugal (形容詞)質素な