今後、英語以外の言語が国際共通語となる可能性はあるか?
国際補助語を目指すエスペラント語
エスペラント語という言葉を耳にされたことがあると思いますが、
じゃあ、実際どんな言葉なんだろう
と思っても、まわりで話せる人がいる例はきわめて少ないんじゃないでしょうか。
現在、国際的な多言語空間での共通言語は、
やはり英語ですよね。
国際会議では、英語を話すか、英語の通訳をつけている場合がほとんどでしょう。
エスペラント語は、1887年(明治20年)に、
ザメンホフ(Zamenhof)という眼科医により、
考案発表された人工言語で、
国際補助語(第2言語)としての可能性を追求すべく、
作られました。
現在、100万人くらいの使用者がいるそうです(ウィキペディアから引用)。
既存の言語ではどうでしょう?
たとえば、日本語が共通語として通用したら、
私たち日本語を話す人々は非常に有利ですよね。
しかし、現実問題として、当面は考えにくいでしょう。
ちなみに、国際連合では
「加盟国と公用語 出典『国連の基礎知識』
国連への加盟は憲章に掲げる義務を受諾し、かつ国連によってこの義務を履行する意思と能力があると認められるすべての平和愛好国に開放される。加盟は、安全保障理事会の勧告に基づいて総会が承認する。国連憲章は国連の原則に違反する加盟国の資格停止と除名についても規定しているが、これまでそうした措置がとられたことはない。
憲章が規定する国連の公用語は中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語の5カ国語であるが、時の経過とともに総会、安全保障理事会、経済社会理事会の用語は6カ国語(アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語)に拡大された。これらの用語のうちフランス語と英語が事務局と国際司法裁判所の常用語である」
ということです。
なるほど、なるほど。
世界の言語・どれくらいの人数がどの言語を話しているのか
実際にその言語がどれくらいの人数の人々に話されているかは、
統計によって多少ズレがあります。
母語なのか、第二言語も含めた結果なのか
によっても異なります。
一例を挙げますね。
出所は、2表とも
です。
ということです。
どちらかと言いますと、
私は意外な印象を持ちました。
バベルの塔を引き合いに出すまでもなく、
本当に言語の違いは難しさの素でもあり、
またそれぞれの文化の多様性を形作る素でもあるなあ
と、思うのです。
今日の英単語: pneumonia (名詞) 肺炎
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