銀行内に響く声。ちょっとおー!
ATM。5000円が出てこないらしい
何台もATMが並ぶ某銀行の昼下がり。
記帳しようと列に並びました。
すると、ATM使用中の60代くらいの方が手を挙げて
ちょっとおー
と、行員さんのヘルプを求めている様子。
忙しいのか誰も来ません。
だんだんイラついた風になってきた頃、ロビー係さんがやっと到着。
お金が出て来ないんだが
どうやら5000円を下ろそうとしたけれど、
金額を変えてください
のような不可思議なコメントが出て、下ろせない。
ということのようです。
別に事情を聴きたいわけではないんですが、
半径7-8mくらいには声が響いていました。
だいぶ頭に来ているようで、怒り声です。
行員さんの声は聞こえません。
ほどなく、ATMの脇に付いている電話で、
センターとやり取りすることになったようです。
残高不足?いや、通帳には〇〇円が残高として記載されています!
どうやら残高不足の可能性を示唆されたらしく、
やはり怒り声で、
大丈夫です。〇〇円あると通帳に記載されています!
と言い返していましたが、
たぶん、今一度記帳してみてくださいと言われたんでしょう。
このあたりで私も順番が来てATMに移動しました。
そうしたらこの方のお隣でした。
消えるように去っていった
お隣で、記帳する音がして、次いで
あっ!
という声。
記帳をしばらくしていなかったのでしょうか、
たぶん、当初残高だと思っていた金額を実際は相当下回っていたんでしょう。
それで下ろせなかった
と思われます (私の推測)。
その後、消えるように去って行かれました。
ちょっと疑問なのは、お金を下ろす時はカードだけでもいいし、
通帳も一緒に入れることもできますよね。
この方は通帳も持参されていたようです。
たとえば4000円しか残高がないのに、カードと通帳を同時にATMに入れて
5000円おろすという指示を入力したとします。
すると、記帳はされないまま、下ろせません
ということで、戻ってしまうんですかね?
それともとりあえず、カードだけで下ろそうとしたのかな?
人の振り見て我が振り直せ
きっとこの方は現役時代 忙しかった方で、
銀行ATMなどはご家族に任せていたのかもしれません。
それで機転がきかず、もたついたのかも。
イラつく前に、もう一度手元を確認することは大事だなあ
とつくづく思いました。
自戒標語: みだりに怒ってはならん。
自分の勘違いということもある。
今日の英単語: gaunt (形容詞) (病気・高齢などによって) やつれた、やせ衰えた
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。