舅 (義父) の思い出・ 10年前に90歳で逝去
おとなしい人で超愛妻家でした
先日、元気いっぱいな姑について書きましたので
10年前に逝去した舅についてもちょっと書いてみたいと思います。
ビジネス的には成功した人で、やり手の側面もあったのかもしれませんが、
私が会った頃には、たぶん60歳くらいだったでしょうか、
家にいることが多く、今で言うリモート勤務状態でした。
だいたい静かに座っていて、ママ(妻) の頼み事には喜んで応えていましたね。
「パパ、地下からジュース取ってきて」
「ハイハイ」
といった感じです。
ちなみに婿養子ではありません。
私の実父が、何かの会合で偶然いっしょになったことがあるそうですが、
先輩にも関わらず、大変静かな立ち居振る舞いだったそうです。
坊ちゃん坊ちゃんしていました
別に派手なところがあるわけではないのですが、
好みははっきりしていました。
たとえば、寿司は久兵衛と決めていたようです。
甘いものも好きで、ケーキは自由が丘のモンブラン一択でした。
美味しいと評判の他のケーキ屋さんのものを持っていくと
気の毒になるくらいガッカリするのが分かって
ちょっと可笑しかったりしました。
舅のいちばんの思い出としては、
私たち夫婦が建てた小さな家を気に入って、
「これはいい家だ。住みやすいだろ。いい家だよ」
と褒めてくれたことです。
特に病気もなかったのですが、老衰で、ある日静かに自宅でなくなりました。
今日の英単語: disposable income 可処分所得
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