こんにちは。

お立ち寄り、ありがとうございます！

本日は、たいへん恐縮ながら

過去に書いた私の句をいくつかご紹介させてくださいな。

蛍飛びピーターパンがやってくる　　　　おはよう朝子

これは30年くらい前に作った句です。

アメリカのニューヨーク州の田舎に住んでいて、

家の前に小川が流れていました。

夏になると、そこに蛍たちが集まって、点滅しています。

あまりにも蛍が美しく飛び交うので、

それに触発されて作った句です。

もっとも初期の句で、私の句集のいちばん最初に置いてあります。

季語は蛍。季は夏です。

職替へて読むもの変はる草の花　　　おはよう朝子

20年くらいまえに、

同じグループ内の別の企業に異動したときに

作った句です。

いろいろな人の力を借りながら、

なんとか方向性を見出す毎日。

読む物も変わりました。

この時期学んだことが、

現在の私の大きな礎になっていると思います。

季語は草の花。

季は、秋です。

島ひとつ風の中なりハンモック　　　　おはよう朝子

自分としてはもっとも好きな句のひとつです。

異動後の仕事にもだいぶ慣れて、

苦労が多いながらもひと段落ついた頃。

海が好きなので、国内外ともよく島に旅行します。

この句はたしか伊豆の島（どこだったか忘却）で作ったように記憶していますが、

その島固有というより、私の中にある島のイメージの総合体です。

季語はハンモック。

季は夏です。

雲涼し歌ふごとくに犬を呼ぶ　　　おはよう朝子

こちらも夏の句です。

季語は涼し。

涼しはいろいろな言葉に付けて使える季語で、

たとえば、

風涼し、影涼し

などバリエーションが多くあります。

掲句は、軽井沢で作った句です。

避暑地の雰囲気が出ているといいのですが。

今日の英単語：lightning bug (蛍）

fireflyも蛍のことです。

今日もお読みくださって、どうもありがとうございました！