おはよう! 1日ひとつ英単語

60歳を過ぎ肩の力が抜けてから案外楽しくなってきたなあと思う日々です。

今までで一番出来のよかったプレゼンテーション


プレゼンターと聴衆との掛け合い・相互作用


(イメージ)



こんにちは。
ご訪問ありがとうございます!


今日は、プレゼンテーションについてちょっと書きたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


研究業務と研究発表とは切っても切れないものがありまして、
年に何回かは、わりに大きなプレゼンをすることになります。



私は心底、心配していました

少し前の話になりますが、私にとって、もっとも印象深いプレゼンテーションは、以下のものです。


あるアメリカの大学の研究所に、中期で赴任したことがあります。
非常によい研究仲間に恵まれて、収穫多く帰国することになったのですが、
なんと、研究所主催で、私のセミナーを開催するというではありませんか。


ちょっと待ってくださいよ。
今回、その大学では講義も担当していないし、
特に人気のあるテーマを扱っているわけでもないし、
誰も来てくれないんじゃないか・・・


あー、もう絶対だめ。
友達しか来ないよ。


広報担当の人が作ってくれた各種広報ツールを
キャンパスで見かけると、
キャッとびびって、回り道したりするテイタラク。


その大学は非常に高名な図書館を持っていますので、
その一角にこもって、
一人、くらーく準備をしておりました。



ついに当日

いちばん仲のよかった同僚は、たぶん私と同じ心境だったでしょう。


「今日は仲間うちでフレンドリーに意見交換するつもりでやろうよ!」
などと、励ましてくれました。


みんなが、スタバの大きなコーヒーパッケージや、軽食も用意してくれて
涙が出そう。


開始10分前頃から、徐々に人が集まり始めて、
だんだん増えてきました。


それでも最初の挨拶をした時点では、あまり多くはなかった。
まあまあの人数でした。


話し始めると、たぶん、参加者の人がSNSなどで声をかけてくれたんだと思います。
もうどんどん人が集まってきて、立ち見が出るくらいになりました。



私の外国人風英語にもめげず

本当にたくさんの質問をいただきました。
そして、その聴衆との掛け合いによって、


私のプレゼンの持っている力が50だとすると
150か200くらいにそのバリューがストレッチされたんです。


こんなすばらしい体験は今日までのところ、このとき1回だけです。



同じプレゼンを他の機会にもしましたが、やはりこの時ほどはうまくいきませんでした


内容は、労働市場についてだったのですが、
本当にすばらしい質問をいただきました。


いや、プレゼンというのは、質疑応答でこんなにもストレッチするんだなあ。


ただただ感激して、うれしい体験でした。



今日の英単語:unprecendent (形容詞) 前例のない


ではでは。
今日もお読みくださって、どうもありがとうございました!