祖母はたぶん私の守護神。言い募るなよと言う教え
祖母。父方のおばあちゃん
私が生まれた時、母の両親はすでになく、
父方も祖父は故人で、祖母だけが健在でした。
このおばあちゃんは、明治のこころを強く持った人で、
身内ながら素晴らしい人でした。
着物をピシッと着て、いずまい正しく、清々しい
だらしない格好をしているのを見たことがありません。
痩せ型の小柄な人で、とにかくきちんとしていました。
季節の変わり目には、着物を解いて洗い張りをしていました。
大きな戸板のようなものに、反物に戻った布を張り付けるんです。
私もおばあちゃんの周りをちょろちょろして、
一応手伝ったものです。
最近は見ない光景です。
優しいおばあちゃんでしたが、「言い募る」「情がこわい」のは良くないと思っていたようです
言い募る: 必要以上にまくし立てて譲らない
情がこわい: 強情、意地っ張りである
といった意味合いでしょうか。
そしてそれは良くないよ
と諭してくれていました。
おばあちゃんは守護神だと思っているので、
以上二つの教えは、還暦をとうに越えた今でも
極力心に留めるように努力はしています。
今日の英単語: substitute (名詞、動詞) 代替物、代役。代替する
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